不動産エージェントの仕事

アメリカの不動産の職種は基本的に2つのカタゴリーに別れています。 ■セールスパーソン

買い手や売り手の不動産の売買をお世話します。物件の案内や契約書類を 作成します。売買に関する金銭にはタッチしません。契約が成立した時点で、コミッションは直属のブローカーからのみ受け取れます。

■ブローカー

セールスパーソンを監督する立場にあり、契約書に関しての責任を取ります。契約の成立時にはエスクロー会社から担当ブローカーにのみコミッションが支払われます。
不動産エージェントはいろいろな規則に縛られています 不動産の売買に携わる仕事には当然、金銭がかさみ、色々な訴訟に発展する可能性があります。
その為 、連邦や州政府、NAR(National Association of Realtors)によって規則や倫理などが厳しく設定され、守ることが義務づけられています。

また、個人や資産情報が係わってくるので秘守義務もあります。全米のREALTORに登録されるには、より厳しい条件が課されます。言い換えればこのメンバーになっているエージェントはそれらをクリアしているので安心とも言えます。

不動産エージェントには2年毎の継続教育(Continuous Education)が義務付けられています。常に最新の情報と法律や規則を理解していること要求されています。不動産エージェントを諮問する不動産協会(現役のブローカー達で構成する団体)があり、不動産取引に不正が無いように目を光らせています。